ミイラ取りがミイラになる。日本で広められた「ステレオタイプの醜い中韓像」を憎み続けた結果、日本自身が「醜い中韓像」になってしまった残酷物語。

2024年04月25日

明治に続いて青山学院大学までもですか。堕ちたな…MARCHも。

ゼロ年代のネットでは、2ちゃんねるを筆頭に「中国や韓国は反日教育をしている!」と吹聴して中韓を批判するのが定番でした。つまり教育課程で隣国に一方的に都合悪い情報を流して子供を洗脳するのは悪い事だと言いたい訳ですよね。
今の日本の偏向的な内容の中学教科書受理や大学のこういった武力行使によるデモ活動鎮圧こそ、当時の2ちゃんねらーが忌み嫌っていたやり方そのものではないですか?
今でも中韓ヘイト を良しとするのなら、それは現代の日本は鏡に映った己の醜い容姿に唾を吐き罵倒しているも同然です。これがどれだけヤバい事態か分からないのか!?

そしてMARCHといえば、ひろゆき(西村博之)というこの世の秩序を破壊したバケモノを輩出した中央大学がある事でも有名です。中大はメインキャンパスが元々駿河台にありましたが、学生運動にビビった教員が1978年に八王子の山中に学舎を移転させバリケードを組ませないよう椅子も固定式になっているほど反体制デモに徹底的な大学法人でもあります。
ある意味OBと大学そのもの両方の意味でこのような偏向政治社会を作った大戦犯の大学ですので、他のMARCHがここまで落ちぶれている現象に一体どういう反応を見せるのか楽しみです。

韓国の歴代首相が逮捕されているというのは、それだけ『公権力が正常である』ということ

我が国のネット上ではこのような反日教育ネタの吹聴と共に、韓国の歴代大統領の逮捕率が高いことを嘲笑う風潮もありました。
かつてならそれでも良かったのかもしれませんが、今となってはどう見ても逆です。我が国では首相どころか平気で法律違反を犯しながら特権階級によって逮捕されていない自民党議員が何人いることか…これは上級国民の損得勘定による法の破壊です。

もちろん韓国人にもガチの反日と思しき人間はいないわけではありません。
その代表例として、我が国の政治経済を明確に破壊した大戦犯・李明博がいます。

韓国大統領の竹島訪問は日韓連携プレイの臭いがする。不人気政権同士が結託。日本政府も消費税増税のタイミングに合わせるように依頼したんだろうな。いずこの政治家も暴都知事並みに劣化著しい。
— 辻井陽 (@tsujiiyoh) August 11, 2012

2012年8月10日の消費増税法案可決時、明らかに財務省か野田政権と前もって話付けたとしか思えないタイミングで竹島に上陸したせいでそちらに話題を搔っ攫われ、三党合意を大成功させる結果に繋げました。そして、その後悪夢の自民党第二次安倍政権と維新、立憲民主党という国賊が誕生し日本政治経済破壊の狼煙となりました。

そのためこの人物には現在でも私怨があり、李明博は統一教会とNAVER創業者・李海珍に並ぶ反日韓国人という認識です。

もし韓国が2ちゃんで言ってた通り反日教育を施されているというのなら、今頃李明博は我が国の自民党議員のように不逮捕特権が遂行されネットで「憎き日本の政治経済を間接的に破壊に追い込んだ英雄」として持ち上げられている事でしょう。
しかし実際はそんな李明博さえも別案件ではあるもののしっかりと悪人として逮捕されている訳です。首相レベルでも逮捕されているという事は、それだけ韓国の公権力が正常に機能しているという事です。どう考えても自民党議員や高級官僚、吉本興業所属という肩書だけで報道規制や不逮捕特権が適用され放題の日本の方がスラム大国。

これは「韓国には反日感情が強い人間はいるのは事実だが、それは国民性全体の話ではない」という裏返しでもあります。というか、とっくに低賃金の日本は急成長を遂げる韓国からは相手にされていないが現状の気がします。
何だかんだ韓国も1980年代にデモで民主主義を勝ち取った経緯があるため、そこは日本と比べてまともな訳です。
もはや日本こそ中韓に笑われる身でしょう。

福岡から韓国を結ぶ日韓トンネル開通のニュースにしても、かつては「犯罪者が日本に流れ込んでくるぞ!」なんて言われていました。
しかし、現在では日本で公権力や報道の機能不全によって捕まえ損ねたひろゆきが4chanの管理人となり、バファロー銃乱射事件を筆頭にテロの温床を生み出しアメリカにまで害悪が及んでいるのが社会問題化しています。結局4chanの影響で「犯罪者を他国に流している国」として世界規模で有名なのはむしろ日本な訳です。

中韓ヘイトを煽っているオピニオンリーダーは高確率で裏で中韓ビジネスで金儲けをしている事実

日本と中韓の人間性の差は最近のスマホゲームの企業の対応を見てても感じることですね。ヨースターなど中韓系の企業の方が対応が迅速で問題の解決も早い。一方我が国はブシロードやサイバーエージェントを筆頭に対応が遅く殿様対応、そのくせ金にはがめついいけずな連中ばかり。
特にブシロードの社長・木谷高明 は自民党のみならずバリバリの嫌中韓思考で散々中韓ヘイトを煽っている日本保守党支持者で知られていますが、その裏で4シリーズ連続で中韓系キャスト(Pile、小林愛香、法元明菜、Liyuu)を起用しているラブライブシリーズに寄生し続けているという矛盾。Pile氏が受けた韓国人差別なんかはそれなりに有名なはずなんですがね。これのどこが保守なのか。
中韓系 を侮辱する裏で中韓系で金儲けを繰り返すダブスタビジネスを展開し日本人の品格を下げている木谷高明とブシロード こそ反日でしょう。

韓国企業LINE傘下のライブドアブログが運営していたことが判明した保守速報、韓国の統一教会との関わりがバレた自民党。ブシロードといい、中韓ヘイトを煽ってきた連中はどいつもこいつも裏でダブスタ思考を展開してきた「カネ」「カネ」「カネ」の外道ばっか。

さらにとどめを刺したのがインボイス制度です。この制度の強行によって、今まで自民党が自分達の味方だと信じて疑わなかったオタク達は、実際は「自民党シンパの金儲けに一時的に利用されただけ」だったと一斉に騙された現実を見せつけられた訳です。それでも性懲りもなく自民党を信じ続けている救えないオタクもいますが…(金で雇ってもらってるサクラか?)。そもそも警視庁が「オタク狩り(職質)」を容認し続けていた時点で気付けよ。

ここでも述べられてるように、差別主義は詭弁を振り回しやすく、また金儲けにも転化しやすいんです。
デカい声でヘイトを煽っている者がいたら、まずその人物のスポンサーや副業、フォロワーなどを疑いましょう。大体は大手ブログサービスや大手大企業とアフィリエイト契約を結んでたり、プロフで投資家を名乗ってたりする者が多いはずです。当然そんなオピニオンリーダーには活動原理に啓蒙の意思など微塵にもなく、広告料やピンハネ料欲しさに対立を煽っているだけです。
この方法、不正の搾取を行っている日本の富裕層が自分たちに矛先を向かわせないよう貧困層同士を対立煽りに持ち込み、分断させる手法と全く同じです。もちろん中韓ヘイトを煽る側も不正搾取に参加している可能性が高く、それを悟られないようにする目的もあるでしょう。Youtuberでも投資活動を頻繁に行っているヘイト系Youtuberほど対立煽りをしてくる連中が多いですよね。それと本質的には何も変わりません。

このように「憎しみにかられて中韓への誹謗中傷を繰り返す連中は政商オピニオンリーダーの犬笛に踊らされて自分勝手な金儲けに利用されてるだけ」だと確信した事が、中韓ヘイトなど日本の一般市民側には何の利益ももたらさない無意味なものだと結論付けるきっかけになりました。考えるだけでアホらし過ぎる真実です。

ただし、自国内で誘導したアクプル(誹謗中傷)による自殺を誘導し、2chとも初期から根深い関係を持っている一部IT系だけは話が別ですが。現在の4chanのQアノンにも繋がった2chという魑魅魍魎が一大権力にまで成長したのは、間違いなく韓国のIT系の悪意なくしてあり得ないでしょう。
全員とまでは言いませんが、IT系こそ2chで広められていた「醜い中韓像」そのものの人間がうじゃうじゃいる分野だと思います。カネのためなら自国民だって殺すし日本人も殺す、東アジア全体の敵と呼んでも差し支えないでしょう。そしてその代表こそがNAVERなんです。

どんどん技量も後退し「醜い中韓像」そのものと化していく日本企業

その他も主にマスコミ(新聞のみならず出版業も)や主に酒類を取り扱う飲食業会社の腐敗っぷりは特に酷く、日本企業の信頼崩壊は火を見るよりも明らかなのだと悟りました。小学館といいサントリーといい、先人達が数十年かけて築き上げた信頼をいとも簡単に破壊している事に恥の概念はないのか。

これでは日本企業に失望して韓国のビジネスやカルチャーに流れる日本人が続出しても当然としか言いようがない。「だって政商しかいない日本企業が一番反日じゃん」と正論を言われたら元も子もない訳です。
自分も趣味の範疇であろうが該当企業なら不買運動を検討し始めているほど、どんどん日本の企業を信じられなくなっています。もう一度言いますが、かつて嫌中韓を煽る時に引き合いに出していた「醜悪な中韓像」に日本自身がなっています。

単純に「日本が馬鹿にしていた行為が馬鹿にならないものになる」というのも中韓の侮れない点です。中国は数多のパクリ商品を生んできた事で有名ですが、福岡の美容系企業から発売された「ヌルっと切れる片刃ニッパー」の正体が中国で作られた「アルティメットニッパー※」の海賊版だと判明したことで、中国の模倣技術そのものも高水準化しているという恐ろしい現状が明らかになりました。技術まではパクられないだろうと高を括っていたら、あっさりパクられていたというオチ。一応この点においては中国も真面目だった訳です、国民を家畜か何かとしか考えていない成長を止めた銭ゲバと化した日本のどの大企業よりも。

※アルティメットニッパー:ゴッドハンドから発売されている高い切断力を持つ薄刃が売りのモデラーからも非常に人気の高い高精度ニッパー。この薄刃を生産するためには専門の高い技術力を要し、その人材育成のために本体の値上がりも続いている。

日本って本当不思議な国です。他国の「いくら何でもここまで底は抜けないだろう」という問題行為を後ろ指さして笑っていたら、毎回間もなくして日本もそうなってるので。
喜び組、マイナンバー、ヘイト教育、政治家の相次ぐ犯罪…全部数年前まで日本人が馬鹿にしていた「低俗な」風潮、それも急スピードで日本も後に続いたのだから驚きです。
全部「マスコミのごり押し」「自民党の閣議決定」によるものです。

しかも反発する様子もなく満更でもない受け身志向の国民が多い事。「低俗な制度を定める権利は自分たち国民にはない」現実に気付いていないから何度も何度も同じ過ちを繰り返す。
実際に決定権を持つのは「目先のカネのためなら日本など再び原爆を落とされて更地になっても構わない」と言わんばかりに目的と手段が逆転した金儲けという暴走を繰り返すマスコミと自民党です。

結局日本人というのは中韓のような国になる事が嫌であっても、自分の生活に影響さえなければ実際にそうなる事で発生するリスクに無頓着なんですね(「絶対に騙されない」と無根拠な自信を持ちながら何度も詐欺に騙され続ける人間の思考そのもの)。

最早日本人は(下記のエントリーにも挙げた恫喝社会の影響か)相手を見下す事に慣れすぎて見下される側に立っている実態にすら気付けないほど警戒心に最も欠けている人種なのではないかとさえ疑りたくなる。 典型的な「ウサギとカメ」のウサギです。
いい加減日本国民は、危機感を持ったらどうでしょうか。

上級国民が気付いてない「好き放題法やルールを弄れる最大のリスク」

しかしこの上級国民共がよく使う「自分の好き勝手に法を弄れる」という行為、ノーリスクノーリターンだと考えている人間が余りにも多い気がしますが、実際はそうでもない。
法や秩序を破壊するという事は上級国民をも守っている堤防も同時に破壊する事を意味します。大抵が法の素人でしかない上級国民など「どうしてそのような法律やルールが定められたか」の経緯を全く知らないため、己が破壊した法やルールで防がれていた危険が我が身に降りかかるという致命的なリスクがあるわけです。

そして上級国民が破壊したルールによってもたらされた危険が最悪の形で降りかかる事例がとうとう発生してしまった。そう、2022年7月8日に奈良で起きた安倍晋三銃撃事件です。

事件現場の大和西大寺駅北口
事件現場の大和西大寺駅北口

銃撃現場である大和西大寺駅北口は安倍 元首相の特権階級による鶴の一声で演説場所に決まったと言います。
北口ロータリー周辺は演説者が目立つ一方遮るものが何もないため背後から襲撃されるリスクが高く、徹底した前準備や特殊な例がない限り街頭演説としての現場利用が認可されていなかったためです。
「策士策に溺れる」とはまさに言ったもので、自分が街頭演説で目立ちたいがためにそういった事情を知る過程をすっ飛ばし勢い任せに現場を権力だけで決めた結果、安倍 元首相はものの見事に銃撃の的にされ、帰らぬ人となってしまいました。

上級国民共もこういう事態が起こると当然慌てて法律で規制しますが、毎度目先の金と自分に逆らう者をどうやって脅すかしか頭にない呑気な彼らは事が起こってから対策を取るため時すでに遅し。なのでこういうのはいつも後手後手です。

それにしても妙ですね…かつてはテレビ局が報道で少しでも自民党を取り上げると内容関係なくネットで「政権批判」「政権批判」と騒ぐ輩が湧いて出てくるのが定番でした。

それが安倍元首相が銃撃された後ほとんどなくなり、「テレビは自民党にすり寄りすぎだ」と批判する声の方が一気に大きくなった。一方代わりに 増えたのが「テレビ離れは本当なのか?」というコア視聴率やチューナーレステレビを言い訳に「テレビ離れは嘘なんです」「実はテレビ離れは大して起こっていない」と無理矢理結論付けた詭弁も甚だしいデタラメな自社検証ニュース。22年7月の銃撃事件までのマスコミはむしろ誇らしげとさえいうほどに「テレビ離れは深刻」だと騒いでたのをみるとあまりにも唐突な豹変ぶりです。

結局テレビは「視聴率低迷」を問題視しながらも、なんだかんだでネトウヨの「政権批判」 という言葉を真に受けた反与党派からの視聴率稼ぎには成功していたのでしょう。
しかし安倍晋三を失った事でマスコミが伏せていた悪事の数々が明らかになり実際は政権批判などしていなかったと判明、それら視聴者をも失望を買い離れて行ってしまい本格的に視聴率下落に歯止めがきかなくなったがために慌てて悪あがきの保身に走っているとしか思えない。
ネットでも一足先に似たような事態が起こっており、テレビ離れをさんざん煽ってきたヘイト系のまとめブログが本当に視聴率下落が深刻化し出すと逆にテレビを見ない層を人格攻撃するエントリーをアップするようになった事例が多発していました。

そもそもテレビ視聴者と投票参加者の年齢層がだだ被りかつ毎回自民党が圧勝していた時点で「テレビは左翼」と呼ぶのは無理があります。マスコミやネトウヨは「自民党は若者に大人気」だと盛んに吹いて回ってましたが、上のグラフからもわかるように実際の自民党に大量の票を入れてきた支持層の多くは50~70代の年寄り達な訳です。

このような年寄りの無責任を若者達に擦り付ける卑劣なやり方、まさに「実際は年寄り達にしか利益のない『神風特攻隊』を若者たちが喜んでやっていた」と刷り込んできた手法そのものです。

そしてこの構図が明らかになれば間違いなく憎悪の矛先は有権者の年寄りに向けられます。最近テレビは上述した「貧困層の若者VS貧困層の年寄り」の対立煽りに舵を切っているように思えますが、「テレビが左翼」なのが嘘だとバレる事すらも見込んでこのような世論を煽ったのだとしたら相当な食わせ物でしょう。

日本は「『自殺』より『死刑』の方が幸せになれる社会」へ

そしてこの事件は同時にデモに対し消極的な国民性が裏目に出た事件とも言えます。
権力者達が金をネコババすればするほど当然国民に心的余裕は失われていきます。おまけに日本は上述したように公権力や大学規模でデモを封じようとしています。ただでさえ超過搾取を受けているのに、デモさえも満足にやらせてもらえない状況なら国民のストレスはさらに溜まるばかり。
心的余裕がなくなるというのはそのまま放置していると日本人の最低限の道徳を重んじていた仏心をも破壊されるという事です。

そうなると「(社会の息苦しさに耐えかねて)自殺するより(自分を苦しめている権力者を襲撃して)死刑判決を受けた方がコスパ抜群」と自分本位の損得勘定で過激行為に走る国民が必ず出てくる。世間ではそれをテロリズムと言います。
いくら倫理観を批判されたところで仏心というリミッターを破壊された人間には届かない。「撃ったのが散弾銃だったから安倍さん以外の人間に銃弾が命中する迷惑とか考えないのか」ともっともな批判をされようが、そんな気配りをする心的余裕など加害者(山上徹也)側にあるはずもないんです、テロ以外の選択肢を選んだところで死刑より重い体罰同然の未来しかない訳だから。
実際、山上容疑者のもとには死刑取り消しを呼びかける運動が起こったり、食料に寄付金、応援の手紙などといった大量の差し入れが送られたりと完全にそのまま我慢して自殺するよりも数多の救いの手が差し伸べられているという「テロやり得」と言わんばかりの危険な結果を呼んでしまっています。この事からもあくまで山上容疑者個人の観点からはテロしか最善の道はなかった訳です。

皮肉にも『他にまともな選択肢がないのならどれだけ倫理的法的に問題があってもその判断は強行しても構わない』という考え方は安倍 元首相本人が心酔していた 「この道しかない(There Is No Alternative)」そのものであり、安倍 元首相は自らが良しとしていた考えに自ら滅ぼされたとも言えます。不謹慎ですが、山上容疑者を追い詰め損得勘定至上主義で「銃撃、この道しかない」という結論に至らせたのは何を隠そう統一教会とそれを長年援助し続けてきた自民党自身の自業自得です。
だからテロが起こった途端に正義面してくる自民党議員は白々しいんです、今までその思想で好きなだけ富と名声を得てきたのはお前ら自民党連中でしょうがと。

2000年の加藤の乱当時の幹事長だった野中広務も言っていたでしょう「IT社会は怖いところ」だと…野中氏の仰る通り、ネットは怖いところなんです。
加藤の乱当時は氏がブレーキ役を担ったから最悪の事態を免れましたが、第二次安倍政権は自民党議員全員が2chと同じ人間が作ったニコニコ動画漬けだったのもあり誰も止められるものがおらず、ネット社会観点で見ると安倍晋三の首相就任から銃殺に至るまでブレーキが壊れた加藤の乱だったという印象しかありません。

自民党の間抜け議員達は自分達に都合の良いよう法を破壊し搾取と言論統制を繰り返してきた結果、弱者である国民が馬鹿正直に生きれば生きるほど死刑よりも重い体罰を受けやすい社会になった=殺人における死刑が何の価値も持たなくなる危険性に気付いていない訳です。死刑が無価値化するという事は、殺人や無差別テロそのものに価値が出てしまうという事になります。

さらに今後自民党が何としてでも可決したがってる徴兵制がお家芸の『閣議決定』により執行されれば、益々戦死や自殺より死刑の方が報われる社会に傾倒する事となり、「戦争に送られたらどうせこの命は殺されるんだから、横暴な政治家一人殺害して死刑になった方がコスパ抜群だよね」と考える国民も必ず出てくる。
第二次世界大戦では政府や上官の搾取を要求を「我慢すればいつか何かが貰える」と容認し続けた結果、「餓死」「原爆」というご褒美を貰いました。これらのご褒美に比べれば死刑など軽過ぎるくらいでしょう。

自分だって山上容疑者と同じ立場になったら同じ行動を取るかもしれない。
一度壊れてしまった人間の悪意を舐めてはいけない。今はジャニーズ事務所さえも裁かれるネット社会かつグローバリズム社会なので第二次世界大戦の頃のような洗脳術も通用しない。

何もかも失った結果逮捕や死刑という刑罰すら相対的に軽くなってしまった弱者による無差別テロは政権交代でもしない限り、今後も我が国で次々と出てくるだろうと予想します。
グローバリズムにおいて弱者のテロリズムほど権力にクリティカルなものはありません。

何故(内容にもよるものの)デモを抑圧するのは良くないのか今ならはっきりと言えます。それは、

「権力者に一方的に都合よくデモを抑圧したストレスはテロリズムになって返ってくるため」
「仏心を破壊された弱者に『誰も傷つけたくなくて自殺を選ぶ善人より権力者を殺害し死刑判決を受けるテロリストの方が報われる社会』だと悟らせないため」

これに尽きる。

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