日本の女政治家はダメ男に追従する。マスコミの蓮舫叩きは慎重に見極めないと、「橋下徹の大阪府知事当選」の二の舞になる。
しかし変わりましたね、ネットも。かつてはネットこそが保守(右翼)の象徴で、マスメディアは左翼の味方で「左翼はテレビばかり見てる」と言いがかりを付けられる流れが定番で飽き飽きしていたのに、今ではすっかり逆転してますね。完全にマスコミ側が保守で、ネット側が反保守の動きが強まっています。
やはりあれもこれも、全てはあの銃撃事件がきっかけでしょう。犯人が右翼だったと判明した瞬間、それまでネット上で声を荒げて自民党の味方をしていた層は一気に数を減らしたのが分かります。本当山上「砲」(テロ)の力は恐ろしい…。
政治フェミニストは女性政治家に対する解像度が低すぎる

さて、最近都知事選が始まるということで、いろいろ荒れてますね。
マスコミの野党議員へのバッシングに関してはネットでの意見同様自分も酷いとは思っています。小池百合子の銭ゲバっぷりにも相当ムカついています(そもそもこの人物に票を入れた覚えはない)。
ただ、ネット民達が都知事に当選させたがっているのがあの蓮舫となるとね…。
テレビの自民党寄りコメンテーターのように相手が野党所属だからだとか二重国籍だからだとかそんなくだらない理由でこの人を否定する気はまったくございません。
なら何故この人物に批判的なのか。もっと社会的に深刻な理由からです。
それは、この人物が最も慕っている政治家が野田佳彦だからです。
そう、首相時代公約を完全無視し消費増税を勝手に決めた事で230あった民主党の議席を173議席も失わせ、自民党に大量の塩を送って第二次安倍政権誕生の元凶を作った「自民党親衛隊野党代表」「自民党のスパイ」とも揶揄されたあの野田佳彦です。そのような功績から財務省と日本労働組合総連合会(以下「連合」)の最推し議員とも言われています。
2017年の民進党の再編時にも、蓮舫個人の推薦で幹事長に就任したニュース、もう忘れてしまったのでしょうか?
蓮舫は何を考えてるんだ⁉︎
— アキ (@8A2ZkFYzruD4swS) May 8, 2017
だから民進党はダメダメなんだよ
ブタ野田を幹事長に推薦した時点でアゴ外れたわ https://t.co/ahT2EXCY8W
ここまで言えばもうお判りでしょう…もし蓮舫が都知事に当選した場合、財務省と連合が野田佳彦に色々いらんこと吹き込んで好き放題やられる最悪の事態が起こりかねないという意味です。
野田聖子の共同親権批判の右左の垣根を越えた大絶賛といい、ネット上の反自民思想の政治フェミニスト達は「政界の男女平等化」を生き急ぐあまり、「女性議員の人間性」に全く目を向けていない気がします。自分より政治経済に詳しそうな人間まであっさり野田聖子に騙されていたのでびっくりしました。
野
田聖子の夫は仮想通貨ビジネスで恫喝を行っていた反社会的勢力です。そんな人間を配偶関係に持ち、さらには次期首相まで狙っているとされている人物が共同親権を批判した意図は大体透けて見えるでしょう。
現在の都知事である小池百合子にしても郵政選挙で当時首相だった小泉純一郎の命で反対派を次々と粛清してきた女傑で知られています。
野田佳彦に仕える蓮舫、小泉純一郎に仕える小池百合子、仮想通貨ヤクザに仕える野田聖子、安倍晋三や森喜朗に仕える高市早苗…日本の女性政治家はダメ男の腰巾着みたいな人物があまりにも多過ぎる。
これは完全に日本独自の上下主義教育が残した負の遺産でしょう。政界の男女平等を図るなら、依存先の男達がしっかりするか、女性が独立思考を持てるよう教育を改善するしかない。世界で政治の男女平等社会が通用しているのは、そもそも日本のような絶対服従前提の教育方針ではなく独立した思考を持てているからなんです。
「2+2=5」が当たり前だと思っている立憲民主党議員
ですが少し振り返って、5年前の2019年の元モーニング娘。の市井紗耶香出馬時の記憶がある方ならこう疑問に思うでしょう、「あれ?『減税』を訴えて立憲民主党に立候補していた市井紗耶香って蓮舫がサポートしていなかったっけ?」と。
…そう、立憲民主党議員は総じて考えそのものが矛盾している自覚がないんです。野田佳彦を崇拝している以上減税の未来など絶対に有り得ないのに、「減税派」の市井紗耶香を支援している矛盾に本人が気が付いていない。だから減税したい須藤元気などとも揉める羽目になる。
当初は出身地が野田佳彦と同じ船橋なので、奴のコネを使って支援でもするのかと思ってましたが、特に何の隠し玉もなく自滅するかのごとく勝手に落選。そして勝手に絶句する。当然だろ。
正直こんなに頭が悪いとは思わなかった。青山学院大学なんて大層な大学を出ていながらガチで何も考えていません。空っぽ。こんなバックにマニピュレーションする気満々な財界勢力がいる頭空っぽな議員に都知事を任せるとか小池とは別の方向で末恐ろしいです。
私がいま最もメンタルやられてるのは、京都市長選における立憲民主党のせいで「こりゃ政権交代なんて夢のまた夢になったなあ」と確信してヘコんだのと正に同じ日に、戦犯の立憲が「次で政権交代だあ!皆さん立憲に力を貸して下さい!」とホザいたこと。この空気の読めなさは一体どこからくるのだろう。 pic.twitter.com/P1MlndIVrE
— さよなら昨日の私 (@SaYoNaRaKiNo) February 6, 2024
似たような立憲議員の動作は、ついこの前行われた京都府知事選でも見られました。肝心のタイミングで自民党サイドに寝返っておきながら、選挙が終わったら打倒自民。
もうハチャメチャ…立憲議員の脳内は常に有名作品「1984」のダブルシンク(二重思考)、もとい2+2=5思考状態と言っても過言ではないでしょう。立憲民主党自体、民主党が減税派議員を裏切って生まれた政党ゆえの自業自得ともいえるかもしれません 。
もっともこの点においては「中韓を憎み」ながらスポコン漫画のような不屈の精神で「韓国の統一教会に奉仕」し続ける自民党も似たり寄ったりですがね。
政治経済を語るなら信用する議員に「超えちゃいけないボーダーラインの基準」は定めなければいけないと思います。何も考えていないからあっさり騙される。
ちなみに自分がアウトとしているボーダーは2ちゃんねる、三党合意、財務省などです。これらのいずれかに好意的、依存的な議員は特例を除き容赦なくアウト(論外)にしています。
バッシングにも「潰し」目的と「判官贔屓を煽る」目的がある
このような関係を察するに、自分達が営利企業だと完全に開き直ってしまっているマスコミからすれば「小池と蓮舫どちらが勝とうが自分らには有益だからどうでもいい」というのが本音な気がします。
そもそも蓮舫は野党出身とはいっても、小泉がとっくに政界引退しているのもあり、小池は別に野党と敵対する与党側の政治家ではありません。利害的には合致してるかもしれませんが、過去の都知事選でもあくまで自民党側が推薦したのは増田寛也で、小池に敗れています。
コメンテーター達が溺愛する自民党からまだ都知事選候補すら出ていないのに叩くのも早とちりが過ぎる。ひな壇芸人のガヤじゃねえんだから…
また、叩きと言っても必ずしも相手を潰す目的だけとは限りません。「ネット民に判官贔屓を煽るため」にあえて叩くケースもあります。その代表例が、2chでのバッシングを逆手に取った橋下徹の大阪府知事当選です。
【人々の苦しみや悲しみをショーとしか認識できていない者達に告ぐ】
こうしたメディアの食わせ者メンバーの一人で、最近大阪府知事に就任した「橋下 徹」氏も、
その食わせ者ぶりを象徴するかのような行動が見られた。
知事選に出馬表明する数週間前に流れた「橋下弁護士、2ちゃんねるを刑事告訴」
の報道である。元々橋下氏は2ちゃんねる世論の恩恵を強く受けた実質的な2ちゃんの
利害関係者のような存在である。そのため本気で2ちゃんねると争う気はさらさら無いことは、
私も十分に解かっていた。
知事に就任してからでは、公務に追われ、2ちゃんねる訴訟どころの話で
なくなるのは橋下氏も容易に想像できているはずだからだ。
こうしたどうでもいいようなニュースを、大手メディアが大々的に報道してくる
時は、決まって何かを売り込むキッカケにしてくることが多いので、私は
橋下氏が2ちゃんねるを訴えたというニュースを見て、喜ぶどころか不安のみが
頭を過ぎっていた。
すると案の定、絶対に出馬しないと言い切っていた知事選に、出馬表明。
「やっぱりね・・」という印象である。
出馬表明に関し、2ちゃんねるで橋下氏を批判する祭が発生していたが、
ひょっとしたら、という気持ちで、祭スレや、2ちゃんねる系ブログ群の
動きを観察すると、見事に「橋下氏を当選させるための批判」を展開していた。
情報戦略の世界では、批判にも色々あり、相手にとって不都合な批判の他に
表向き批判しつつ相手を支援して活かすテクニックもある。
つまり誉め殺しテクニックの逆バージョンと解釈していただければよい。
2ちゃんねるファミリーがたまに用いる荒業の一つで、攻撃方法に微妙なサジ加減
を必要とする。そのサジ加減を失敗すれば、相手を本当に潰しかねない。
手口の仕組みはとても単純。周囲の支持など絶対に得られそうに無い内容で
で批判を展開すればいいだけ。
しかしそのデタラメ度の加減をミスれば、表向きの目的どおりの結果となる。
例えば、批判したい相手がそこにいるとして、その相手を批判する人間達が、
いかにも陰気臭く、更に馬鹿っぽいネガティブキャンペーンを展開していれば、
批判さる側に市民の同情が集まる。また、自己中な批判世論に対する反発心が
自然に生まれることにより、批判される側が正義という印象を市民に強く植え
付けることができる。
おまけに、メディアタブーである2ちゃんねるに形だけでも、「悪いことは悪いと」
と立場の強い相手にさえも「NOが言える信念の人」という健全な政治家の
イメージを有権者に示すことができ、橋下氏にとって大きなメリットがある。
つまり2ちゃんねるに対する市民の反感を選挙に利用されたのではないかと感じる。
だから、2ちゃんねるで祭の対象にされているからといって、その人物が反2ちゃんねるの
意思の持ち主だとは限らない。
同じ祭にしても、何通りかの「祭られ方」というものが存在し、その用途も様々である。
だからこそ今回の蓮舫叩きは「マスコミがどういう意図で叩いてるのか」慎重に見極めないと危険なんです。また、蓮舫自体も「立憲民主党単位」ではマスコミから好意的な報道が多い人物なので猶更です。
そしてかつての小池・鳥越・増田三候補のように、選挙が近付けばマスコミがまるで小池・蓮舫しか都知事候補者がいないかのように偏向報道したならビンゴですね。
都知事選もっと野党から候補出しませんか?れいわでもオリーブの党でも良いので…
