故・成田豊はなんだかんだで電通の悪のカリスマだった。
社員の過労死騒動で書類送検となった電通。
そもそもこんな不祥事が明るみに出ただけでも尋常ではないが、それを受けて現社長の石井直が引責辞任という顛末は、かつてあらゆる陰謀論が浮上するたびに黒幕扱いされていたほどの強権勢力だった電通としてはあまりに情けない光景だ。
さらに上記記事からも分かるようにこの騒動に対しマスコミも自民党もまだまだ事件に追及する気満々でいつにも増して強気である。おそらく電通の騒動を見てる人間の大半は「電通は終わった」程度にしか考えてないだろう。
しかし、自分としてはこうなる事はかなり前から分かっていた事だった。まだ政権が民主党と政権交代する以前の自民党政権だった2000年代後半、2ちゃんねるの右系(自分は右だとは思っていないが便宜上)まとめサイトはしょっちゅう反日報道の黒幕としてまだ存命で現役社長だった成田豊の三文字を頻繁に挙げていた。なのでもし彼が死んで社長が変わったならマスコミの報道はどういう方向に傾くのかものすごく興味深かった。そして2011年11月20日、成田豊没。後任に選ばれたのはもちろん今回の過労死騒動で自ら辞任した石井直である。
自分はこれで世の中が少しは変わるのでは、と淡い期待を寄せていた。しかし2012年の三党合意をめぐるTVやネットをジャックした「増税は仕方ない」報道を見て、むしろ成田が死んだ事でますます偏向報道が悪化している現状を思い知らされた。あの報道は明らかに電通ではなく当時の政権である民主党の野田政権の意向によるものだろう。そしてその後誕生した安倍政権は…もはや言うまでもない。
この時売国奴が社長を務める放送局の報道よりも政府や官僚が介入した報道の方がよほど恐ろしく害悪なものであると確信した。成田豊は確かに売国奴だったが、汚い社会の裏側を知りすぎているが故に不祥事などに対する対策も万全で企業の守り方も完璧だった。だから不祥事が明るみに出る事もなく93年の就任から生涯電通の社長で居続けられたのだと。
成田豊という悪のカリスマを失った電通は野田政権のみならず安倍政権にも介入されるほど隙だらけの存在に成り果ててしまったのは事実である。今の無様な電通を見るたびに例え在日朝鮮人であろうがいかに先代社長成田豊一人の影響力が強かったか。
余談だが、構想に6年もかけ電通が全面バックアップしたアニメ「ビビッドレッド・オペレーション」の失敗なんかも電通の凋落を象徴していると思う。また、元財務省官僚である勝栄二郎が社長を務めるマイナンバーを管理する企業IIJ(インターネット・イニシアティブ・ジャパン)が格安SIM「IIJmio」の全国販売やコミケ出店を展開し出してからIIJがマイナンバーの利権先である事実含めマイナンバーに関する報道が一切なくなった事、ムサシの司令塔疑惑のある法人がIIJから電通にすり替わった事から現在の電通は(元含む)官僚からも強い圧力をかけられている可能性が濃厚だろう。
「消費税増税の生みの親」勝栄二郎氏が天下るインターネットイニシアティブ(IIJ)社とマイナンバー利権
勝栄二郎が天下りしたIIJに不正工作疑惑
例えばここ最近、確定申告でマイナンバー記入が半ば強制化され、ついにマイナンバー制度が国民の私生活に本格的に干渉しかけているという重大ニュースなんてどこのメディアが大々的に取り上げ報道しただろうか?皮肉にも成田豊が死んだ事で政府を通して成田以上のド外道官僚のやりたい放題な荒んだ社会となってしまったわけである。
今回のスピード捜査…明らかに自民党が正義でやっているというよりは、かつてエイベックスの飲まネコ騒動や毎日新聞の変態新聞騒動で企業に突撃やクレームを繰り返したりスポンサーをボイコットしたりした2ちゃんねらーや提携企業のそれだ。実際、現在の自民党は現総理安倍晋三や現副総理の麻生太郎を筆頭に2ちゃんねらー議員で構成されている。
彼らの行動原理は電通を正すためではなく、電通を屈服させて完全に政府の支配下に置くためにしか見えない。 要は電通は名前だけ残して解体しろと言ってるようなもの。まるで第三者委員会のようだ。
毎日新聞よ、NHKのように2ちゃんに飼い馴らされるなよ。
邪魔な毎日新聞さえ潰せば、日本のマスコミは2chの思うがまま。
被害者への心情の配慮はクド過ぎるほど慎重に。
変態新聞騒動で2ちゃんねる勢力に屈した毎日新聞はMBS系アニメをTBS系より先にニコニコ動画で配信し始め、現在反2ch報道をするメディアは消滅。
天敵がいなくなった2ちゃんねる運営はすでにこれまで2ちゃんねるに尽くしてくれた同盟メディアの中でも役に立たないと見なしたメディアを自民党軍団に代表される2ちゃんねらーを介して潰しにかかる次の段階に入っている。
俗に言う裏切り行為であり悪が悪を潰す切り捨てである。これをやられるとそれまで2ちゃんねると「一対一」だった関係から2ちゃんの「支配下」の関係になる。2011年のフジテレビ韓流デモはまさにそのネガティブキャンペーンの第一弾だった。次いで慰安婦騒動の朝日、そして今回の電通である。しかも今度は09年の大敗を弱みに泣きつかれた自民党までもを味方につけて。今まで国民や反2ch勢力を裏切って支援してきたのだから全く同情の余地はないが。全ては西鉄バスジャック報道のうちに潰しておけばよかったものをカネのために後生大事に抱え甘やかし続けた貴方方マスメディアの自業自得です。
かつて西鉄バスジャック事件当時ニュースステーションのインタビューでひろゆきを登場させたテレビ朝日も、今では慰安婦問題以降ひろゆきに同局のバラエティ番組内に出演しては好き勝手発言されてるわけだ。しかも過去に「テレビはいらない」と堂々と吐き捨てたひろゆきにね。
教師がいじめっ子を甘やかし続けるとやがていじめっ子に舐められ支配される形で返ってくるんですよ。そんな事も分からないのですか?
いじめっ子世にはばかる
某コラムニスト談
毎日新聞記事より
今年の反2ちゃんねる活動では一つの小さな目的が達成できました。
元から2ちゃんねるに対して好意的かどうかを問わず、2ちゃんに潰され「支配下」に置かれたメディアは以下のNHKのようになる。おそらく自民党側も電通がこうなるまでネガキャンを止める事はないだろうと思われる。
2ちゃんねるに毒され過ぎだよ!NHKさん。
NHKが殺される日(「喜八ログ」から)
だから、成田が亡くなったというのに未だに「電通陰謀論」を唱える人達はキツイ言葉を言わせて貰えば「自分がないから仮想敵を見つけては叩く事でしか存在意義を見いだせない哀れな人間」にしか思えない。
結局このタイプは電通が黒幕である事に安心感すら持っているため電通がいくら変わっても電通が潰れるまで叩き続ける無限ループを繰り返すだけ。
黒幕はとっくに変わったのですよ。今の電通より松下政経塾出身の政治家の方がよっぽど怖い。
電通は終わった?いやいや成田豊という悪のカリスマを失った時点で電通はとっくに終わってましたよと…
政治が報道に介入する既成事実を作ってしまう。
格安SIMと引き換えに日本を破滅させるIIJ(インターネット・イニシアティブ・ジャパン)
