ついに長らく続けていたポケモンのゲームを引退した。

2017年11月29日

自分は「ポケットモンスター」シリーズは初代からシナリオや舞台に多様性が出てこようとも、対戦環境がどう変わろうとも、それも「価値観の一つ」だと受け入れシリーズは続けてきた。
だから引退を決めたきっかけも新作の「ウルトラサン・ウルトラムーン」の新要素に魅力を感じなかったからではない。そもそも新要素が何なのかも知ろうという気すら失せるほど心が荒んでしまったのである。

【きっかけは悪質なセブンイレブン店員との揉め事】

引退を決意したのはセブンイレブンのポケモンキャンペーンに参加した時に、勝手に不審者と通報され悪質な店員に捕まった時だった。
詳細は伏せるがあの時にセブンイレブンで受けた理不尽は自分を「セブンイレブン嫌いにさせる」と同時に「長年続けていたポケモンの引退」を決定づけるに十分なきっかけだった。そもそもコンビニというクソ狭い空間で接続がゴミレベルな「セブンスポットでDS」などというシステムでデータを配信し、さらにそれを「複数店舗通信する事前提で」、「1日に一つの3DS限定で」なんて乞食思考丸出しな制約だらけの条件でポケモンのデータを配布しようなんてすれば客は不審だと怪しまれるのは当然だ。つまりネズミ捕り状態の警察のような店員に捕まった場合、一方的に理不尽なモラハラを受けることになるのだ。ポケモンは子供だけじゃなく大人がやっているゲームであることを公式は認知しているにもかかわらず。
屋外でポケモンのデータを入手させたいなら素直にワイヤレスやWi-Fi配信を使えばいい(というか海外ではほぼこれが主流)し、場所だってイオンモールとかもっと広い場所を使えばいいだろう。これならデータを受け取ればプレイヤーはすぐに退散する事が出来る。あえてそれをしなかったのはセブンイレブンとポケモン運営(ここではゲームフリークと株式会社ポケモン一括してこう呼ばせてもらう)のプレイヤーに倫理性や安全性を一切無視して1円でも多く搾り取ろうという乞食思考が合致したからだと疑わない。


元々ポケモン運営の「データ入手のためならプレイヤーを危険な目に合わせる事も厭わない」思考は第五世代の「ポケットモンスターブラック・ホワイト」の頃から顕著だった。当時のゲームをやってたプレイヤーには「PDW(ポケモンドリームワールド)」の存在は知らない人はいないだろう。これは当時のポケモン連動サイト「PGL(ポケモングローバルリンク)」で行えるサービスの一つ。その中のミニゲームをプレイすることで仲間にした夢特性ポケモンを一匹だけ連動させたBWのロムに送れるというシステムだ。第五世代ポケモンに無関心な人たちからはシステムだけで気が遠くなりそうな気がするが、自分が指摘するのはそこではない。このPDW、アカウントごとにデータの切り替えが出来るにもかかわらずCookieを削除するとチュートリアルが登録したばかりの頃にリセットされマコモ(PDWの説明役)の説明が最初から流れ直されるという手抜きも甚だしいシステムだったのだ。

要は運営は「マコモの説明を流して欲しくなければCookieを消すな」と言ってるようなもの。冗談じゃない!セキュリティに少しでも危機管理意識があるプレイヤーならCookie削除は必須だろう。第四世代から大人のプレイヤーも急増しているのなら尚更の事だ。
この仕様に関して批判的な意見がほとんどなかったあたりプレイヤーは完全に足元見られまくってるな。
運営はプレイヤーの危機管理意識をバカにしているも同然であり、この頃からすでに不満を持っていた。

気付いたら無料レンタル掲示板のパスワードもばれていました。


ちなみに韓国ではポケモンのPGL登録には住民登録番号…つまりマイナンバー登録が義務付けられている。日本でも近年導入されたこの制度を近い将来国内でも導入することにもなる可能性がある。つまり、今の運営の危機管理意識ならこれをきっかけに日本中のポケモンプレイヤーの個人情報がだだ漏れになる危険性もあるということ。


高市総務大臣はバカなのか?また危険すぎるマイナンバー新施策で国民騒然!全カード一体化


まあマイナンバーカードの割引システムについて「嫌ならお好きにどうぞ割引は適用されないけどな」と堂々と言い放った財務省総務省ぞっこんLOVEな麻生太郎副総理様なら普通に推奨しそうなことですが(呆)

「とてつもない日本」ですか、彼の著書にもしっかりポケモンの名前は出てますからね…あのオタクの皮を被った利権でガッポガッポなド外道守銭奴ねらーがやれと言ったらやるんだろう。会社だってたくさん金が欲しいのはわかる。なので「夢特性商法」やら「前売り券商法」やらの殿様商売も大目に見てきた。だが、そのためにプレイヤーの安全性を無視するという無責任な行為は黙って見過ごすわけには行かない。
「新しいものは受け入れられるべき」という考えは悪いとは思わない。しかし、好き嫌いだとか自分の価値観だとか関係なしに倫理的な面で「一線を越えてしまっている」新しいものなど受け入れる価値もない。また、運営は大会の配信に2012年からニコニコ生放送を使うようになった。当然コメント欄は解放されたままである。
子供向けコンテンツをニコニコ動画で配信するのは別に珍しい事じゃない。だが、「アイカツ!」などは子供への配慮を考えてコメント機能が使えないようになっている。ニコ厨の中にはサンライズのそういう姿勢を批判する馬鹿がいたが、頭おかしいんじゃないか?ニコニコ動画に蔓延る荒らしというのは自然発生的な荒らしではなく、心理学の知識に長けた荒らしを職業とするプロ固定が担当しているというのは一部の間ではほぼ結論づいているもの。その心理学のプロであるプロ固定の悪意ある書き込みを子供に見せろと言うのだろうか?保護者ならいちいちコメント機能をオフに設定しろとでも?
そんな危機管理が筒抜けの状態で平気で「ニコニコ動画の閲覧にはアカウントが必要になります」と幼い子供に勧めるポケモン運営。正気の沙汰か?


運営のやり方は自分のような「殿様商売も大目に見てきた」人間さえも怒らせるほど非道極まりないものなのである。これでは握手会で負傷者を出したA◯Bとなんら変わりない。


【「パケットモンスター」に支配された「ポケットモンスター」】

もちろん自分がポケモンを引退したのはセブンの一件だけによる衝動的なものではなく、それ以前から引退を決めるきっかけとなる出来事は思い当たる。
それは2000年代半ばごろから顕著になってきた「2ちゃんねらーによるポケモンコンテンツの支配」である。あの頃は「ポケモン2ちゃんねらー」が最も暴れ狂っていた時期だったと思う。外部のポケモンコミュニティが奴らに荒らされ、そして潰された事例を何度か見てきた。とあるポケモンファンサイトに急にアクセスできなくなったためメールで聞いてみたら「2ちゃんねるからの攻撃がひどいため特定のプロバイダからのアクセスをブロックしている」という返答があった時はそれを確信したものだった。特にPOKeDEX250は掲示板の住人が痛いからという理由で潰された被害サイトの代表格といってもいい。全てはコミュニティの場を奪われたポケモンユーザーを2ちゃんねるの「ポケモン板」に誘導するためだけに。
お気に入りサイトが・・

 明確に突撃スレまであったというのにWikipediaの「ポケモン板」の項目を見てもそれら事実はまったく書かれる事はない。あいつらが都合悪い内容を書かれないよう記事を常時監視してるからだ。
Bellcricket、Chatama、Cpro、Ks_aka_98、Marine-Blue、Peccafly、アイザール、おはぐろ蜻蛉…あのサイトの管理者には2006年を境に2ちゃんねる出身の人間から大量に出ているのは有名な話だ。なぜ中立が基本のサイトで思いっきり趣旨が偏ってる掲示板の人間がしゃしゃり出てくるのか?
2000年の加藤の乱で有名な2ちゃんねらー政治家・加藤紘一の項目には「ちなみに他の2ちゃんねらー政治家には…」とか書かれていたり、2ちゃんねらーの著名人一覧とかいうはっきりいってどうでもいい内容まで出来ている。ここまでくると中立どころか2ちゃんねるの宣伝サイトじゃないか。
これは同時にWikipedia及び元管理人のそれら行為を寛容視している「無能な働き者」ジミー・ウェールズが大嫌いになるきっかけにもなった。奴はあれだ、いじめっ子(2ちゃんねらー)を叱ることも出来ず甘やかした結果いじめっ子から舐められ続けるだけにとどまらずクラス(wikipedia)そのものを支配されてしまったボンクラ教師と同じである。
対戦考察まとめwikiなど作られても「自分らさえ良ければなんでもいい」という自己満な免罪符を押し付けているようにしか見えない。

みんなのWeb辞典から2ちゃんねらーWeb辞典へ。
アンチ2chを名乗るWikipediaしが続出
2ちゃんねる利用者による募金活動等の慈善活動をどう思うか?


そして、迷惑ユーザーからの

「知るかバーカ 楽しけりゃいいんだよ」

「今の(自分ら2ちゃんねらーが暴れ回る)環境が嫌いならポケモンやめちまえ」

という暴言を受けて一時期ポケモン引退を考えた事もあったが、当時はポケモン以外にハマれるものもなく結局惰性で続けてしまった。また、同時にこの頃からポケモン運営も2ちゃんねる的風習を積極的に「受け入れる」ようになったので「ポケモン公式が気に入らない奴を晒したり攻撃したりして潰す2ちゃんねるのやり方が好きというのならしょうがない」という開き直りもあったように思う。何より、自称2ちゃんねらーの中川翔子が10年以上もポケモンの顔として君臨し続けているのだから。最近彼女は「実は初代からやっていなかった」という疑惑もある。これが正しかったらポケモン運営が大事なのはポケモンより2ちゃんねらーの方だということなんだろう。
それだけにひろゆきが2ちゃんねるを譲渡したシンガポール会社の名義「パケットモンスター」には嫌味やねらーに潰されていったポケモンファンへの挑発にも思えた。
しかしかつてのように複数ロム(自分は両バージョン買っていた)を両方殿堂入りさせるくらいの気力は薄れ、映画館配信ポケモンを受け取ろうという気力すら失うほどにポケモンに対する愛情が薄れ始めていたのも事実。思えばこの頃から引退の兆しは見せていたんだろう。


当時のコミュニティは一方方向のものが多く、自分と意見の異なる相手を孤立させるに最も適した環境だった。だから一つの勘違い・マイナスな思い込みがどんどん膨張し、突撃だとか殺害予告のような悲劇に繋がるケースも多かった。 だから当時のポケモンも気に入らないプレイヤーを孤立させるには絶好の時代だったのだ。

2008年の秋葉原通り魔事件なんかはそういったコミュニティの一方性が祟って発生した事件の一つである。自分としては当時のポケモン界隈も似たような状況であったため、とても他人事とは思えない。下手をしたら自分も人殺しになっていた可能性も十分あり得たのだから…
もしあの時代からTwitterが栄えていたらどうだろうか。少数派になろうとも、救いの手を差し伸べてくれるユーザーは少なからずいただろう。もちろんそのアカウントは攻撃されるだろうが、そのアカウントを捨てて新垢を作り逃げ切る自己防衛もできなくもないからだ。バカッターと呼ばれようが、もっと多くのポケモンプレイヤーが救われていたと思う。



世間一般ではポケモンと2ちゃんねるを結ぶもの=某投票のコイル騒動のみと考える者も多いだろうが、実際はそれ以前から2ちゃんねらー連中はポケモンというコンテンツに長らく迷惑をかけ続けていたわけである。むしろあの騒動はそれ以前の迷惑行為を目立たなくさせるためにわざと起こしたのではないかとすら思えてくる。結論的にポケモン運営の「データ入手のためならプレイヤーを危険な目に合わせる事も厭わない」思考は「2ちゃんねらーによるポケモンコンテンツの支配」を公式が「受け入れた」結果なんだろうなあと回顧している。後に自民党をはじめとする政治家達が2ちゃんねらー化していくのを見た時、ポケモンのデジャヴを感じたものだ。彼らは数多くのポケモンのコミュニティを破壊してきた戦犯なわけだが、それを味方につけるということは彼らに潰されていったプレイヤーの傷心を踏みにじったことにもなる。平然と踏みにじれるほど心がない制作陣ばかりだからこそ今のような品性を疑う悪ノリも息を吐くように出来るのでしょうね。実際、2ちゃんねらーを公言したり西村博之と対談したりした著名人にもろくな人間などいなかったしまあ当然か。ぶっちゃけ「受け入れた」今のポケモンは2ちゃんねる系ネタに寛容的な傾向が強い深夜アニメと比べても下手な深夜アニメ以上に深夜アニメらしいことをやっているようにも思える。言っちゃ悪いとはわかっているが所詮ゲームフリークって同人サークルのノリが抜け切れていないゲーム開発会社かぶれだよなって思う。

サンムーンプレイ記(終) ~不満だいばくはつ~ ※最後に追記あり※

そしてかのレベルファイブも、そういう「2ちゃんねるの炎上マーケティング」「ポケモンというコンテンツからぷんぷん漂う2ちゃんねる臭」の相関性を嗅ぎ取ったんだろうなあとか考えたり。テレビやJ-POPがジャニーズだらけになった2000年代、秋元康がジャニーズに対の関係になる女性アイドル枠を埋めるかのようにA◯Bを売り出しはじめた構図とよく似ている。日野晃博という人物は、秋元康同様時代の流行に必然的に出来たポカンと空いた穴を見つけそれを埋めるのが巧い人物なのかもしれない。


【ひろゆきの手のひらで踊らされ続ける哀れなポケモン運営】

多分今後、ぬいぐるみがかわいいなどの理由でポケモンのグッズを買うことはあってもよほどの事がない限りゲームの方のポケモン復帰はないだろう。
最初に引退を考えた08〜09年頃の自分は「引退します(チラッ)」なところがあったのかもしれない。
だが、今は他にもたくさんの趣味もある。SNSのおかげで価値観も多様化し、自分と同じ考えを持つブログとの出会いも多々あり視野も広がった。今でもポケモン関連のワードでGoogle検索してすれば相変わらずユーザーをスレタイからして人格攻撃に徹したストレスを溜めるようなスレや書き込みばっかり上位にヒットし呆れて物も言えない。明らかに2ちゃんねる運営が「ポケモンをプレイする人間は炎上させてこそカネになる燃料剤」と味を占めている証拠です。そしてその書き込みを真に受けるいい年したお馬鹿なポケモン運営の社員達。もちろん2ちゃん運営もそんな彼ら公式の行動はとっくに想定済みだろう。
@tos
今日のファンミーティングで増田氏が「ぽけりん見てるんでしょ?」とか発言してたのマジかよ......あのサイトはただの愉快犯な「まともな人が触れてはいけないサイト」なのに、何故公の場でその名前出したし。
公式が最もアフィカスに接点持っちゃいけないはずなのに、もう収拾つかないぞ...
— コウキ (@DarkFighter_2) May 13, 2018

増田がファンミーティングでぽけ○んの話題出したりピカチュウダンスネットで検索したけど無くて雇ってドヤ~とかほざくのマジでブランドのブの字もねえな ポケセンバイトですら非公式用語・まとめサイトの話はしないように言われるのに
— 玄関開けたらAKIRAの綿棒☀︎ (@akira_membo) May 16, 2018

ちなみに最近ポケモン公式と自民党との癒着も噂されていますが、ひろゆきが元国税庁職員の息子なので別に驚くようなことでもないです。どうせパパの西村国之から国税庁、財務省のパイプを通じて麻生太郎などの増税派議員を介して自民党全体とも親睦を深めていった…といった具合のいつものパターンでしょう。
吉本興業もそうですがひろゆきと癒着した企業は120%自民党とも癒着するのはもはや定番ですからね。今の自分には、ポケモン=ねらーのねらーによるねらーのためのゲームという認識です。なのでポケモンの未来はマナーの悪いねらーに全てを捧げよう。ねらーと運命共同体になるつもりはない古参の自分は大人しく身を引こう。
民度が低くなる?そんなもの知るか。公式が民度を低くするねらーが好きで好きでたまらないのを態度で公言してるようなものなのだからあとは野となれ山となれだ。なにより「ウルトラサン・ウルトラムーン」の情報に食指すら動かず、SNSで発売日の11月17日が来たと知った頃には「あ、発売されたんだ」程度の感想しか持てなくなった時、古参である自分の限界と潮時を確信したのだった。

サイト潰し被害者

(追記)

2018年9月、自分は自宅に置きっぱなしにしていた所有していたポケモンのグッズを売っ払った。初代から20年以上追っかけ続けていたコンテンツだったが、不思議と後悔もない。色違いミミッキュ配布を見送って「とうとうチャンスを自ら握りつぶしたんだな」と悟って以降未練なんてものはなくなった。多分自分の知らないとこで色違いとか伝説だとか数十匹は配信されたのだろう。それだけでやめるのを後押しするに十分な理由になる。むしろこれを売り払って新たな趣味に費やせるお金になる喜びの方が大きかった。そして、

・屋外で限定ポケモンを受け取るという趣味を義務たらしめていた行為を繰り返すこと
・2ちゃんねるの書き込みを真に受けたかのように悪ノリする公式の姿勢を受け入れること
・マナーの悪い2ちゃんねらーばかり発言権を得られる環境を我慢すること

これらの苦痛から開放されるのだと思うとむしろ清々しい気持ちである。
今の自分がポケモンに関して残すべきもの、そんなもの過去の思い出だけでいいのだ。塩谷瞬の二股報道時、ポケモンスタッフの一人がそれを批判する者を煽りマスコミの肩を持っていた時点で「何かがおかしい」とは感じていましたが…こんな心無いスタッフが若かりし頃に開発したゲームに一生ついていこうなどと自分が考えたことこそが最大の悪運だったのかもしれない。本当に自分が馬鹿だった。

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